患者様向け
患者の皆様へ
セラミックの歯ってどんなのがあるの?
入れ歯ってバネで引っ掛けるしかないのかな・・・
もっと良く噛める入れ歯ってあるのかな・・・
きれいになる差し歯ってどんなのかな?
などなど、知ってそうで知らない入れ歯について、作っている技工士の視点で書いた内容です。
ちょっと難しいかもしれませんが、新しい発見があるかも。
患者様向け/入れ歯について
1、虫歯になって歯が痛くなり治療をしてもらいに行きました。
※治療の後の、詰め物やかぶせが必要と言われました。
その方法として
○詰めものでは(インレー)
→銀合金、レジン、パラジュウム合金等 (保険)
⇒ハイブリッド、セラミック、白金加金等(自費)
○かぶせものでは (クラウン)
→レジン(短期)銀合金(変色の可能性あり)
パラジュウム合金等(保険)
→金合金(16K以上)純チタン(生体親和性に良好)
審美性と人体に優しい→メタルボンド、オールセラミック(自費)
2、歯肉が腫れて痛い(歯医者さんに行きました)
※治療と同時にブラッシングを教えてもらいました。
○歯の動揺もあり、保定装置(歯の包帯)が有ると言われました。
3、歯の抜けたところがあり(歯医者さんに行きました)
※奥歯(第2大臼歯上下6番)虫歯がひどくなり抜歯になりました。
○この治療方法として(第2小臼歯と第2大臼歯)を支台にしてブリッジ。
また取り外しのできる入れ歯(1本義歯)等が有ります。これらは使用する材料にもよりますが保険・自費共にあります。他には6番のみのインプラントもあります(骨内に歯根を埋め込む方法でその上にかぶせものなどが有ります(自費)。
○先ずはブリッジはどうか? 歯の抜けている箇所や支台になる歯の状態によって決まってきます。(使用する材料や製作方法によって保険・自費検討されます)
5、歯の欠損している補綴(入れ歯)について
○ブリッジについては多少を問わず歯を削らなければいけませんが、審美性や噛める状態は優れております。
○入れ歯(床のある)については、そのまま印象(型)を採って入れ歯を作ることができますが、審美性や噛める状態はブリッジより劣ります。
※いずれにしてもブリッジや入れ歯(床のある)とうについては、それぞれ歯の状態や条件が有りますのでよく先生にご相談ください。(両方ともに材料や製作方法によって、保険・自費(金属床他)を選択できます)
6、多くの歯や全部の歯が無くなったときに、多数歯欠損義歯と総入れ歯があります。
※よりよく噛めて、よく話せて、きれいになどが求められます。
○製作法として→レジン床・金属床(コバルトクローム床・純チタン床)
○何れにしましても・先ず咬合ありき、そして印象が重要です。よく先生に説明をお聞きになって下さい。
7、総入れ歯などで、ある時期を経ると入れ歯の不具合が生じることもあります。
※そんな時も放置しないで歯科医院を訪れて下さい。そうすれば(入れ歯 の裏装とか咬合調整等)で一から作り直さなくても気持ち良く、よく噛 める入れ歯が再現されます。
8、小さな子供さん
○乳歯から永臼歯に生えかわって来る頃は十分気をつけて上げて下さい。変な所や、歯並びが悪くなりそうなところが発見されたら、迷わず歯医者さんに相談してみて下さい。
○簡単な矯正装置で治ることもあります。
9、どうしても入れ歯は嫌だ!と思っておられる方の場合は、ご存知のようなインプラントのような入れ歯が有ります。
○骨の状態や条件が有りますので歯医者さんでご相談してみて下さい。
○また比較的異物感の少ないアタッチメント(当社の自慢)による、取り外しのできる、入れ歯も喜ばれます。
10、スポーツや矯正後や、夜眠っている時の歯ぎしりに
○マウスガードやテンプレート(治療用)保定装置と呼ばれるものなどが有ります。